完全側臥位法研修

7月7日、7月28日の2回に分けて全職員を対象とした完全側臥位法研修を実施しました。
講師に飛騨市民病院の工藤医師をお招きして摂食嚥下と誤嚥のメカニズム、完全側臥位法の理論、実施
について講義して頂きました。
栄養チームの皆様にサポートしてもらいながら実際に完全側臥位の姿勢での食事介助や姿勢の実技体験も行いました。
高齢になると飲み込みが悪くなり誤嚥性肺炎の危険が増します。
「寝たまま横を向いて食べるなんて」と疑問を持つ職員も多かったのですが
一番安全な食事法であることを学びました。苑でも数名の方が実際にこの方法で食事をされています。
以前であれば誤嚥を繰り返し、食事を中止することが多かったですが、この方法を習得することで
いつまでも自分の口からの食事を続けられるように支援していきたいと思います。